HOME > 冬にうれしい体を温める野菜〜薬味を見直そう!〜
冬にうれしい体を温める野菜
朝晩冷え込むようになってきましたね。 衣類や空調で寒さをしのぐのはもちろんですが、普段の食事に旬の野菜を取り入れることで、体の中から温かくすることもできます。 普段何気なく食べている野菜、今回は特に薬味に注目し、その成分や栄養効果を探ります。
大根 葉:カロテン、ビタミンC、カルシウムを多く含みます。油で調理すると栄養素を効果的に摂取で きます。
根:ビタミンC、消化酵素のアミラーゼを多く含みます。生で食べる場合は真ん中の太い部分を、 先端の辛い部分は漬物や炒め物に適しています。
*さんまのみぞれ煮/和風ドレッシングに大根おろしを混ぜて/おろしステーキ
ねぎ 根の白い部分よりも、葉の緑色部分の方がカロテン、ビタミンC、ミネラルなどを含み栄養的に優れています。葉の部分もぜひ食べるようにしましょう。風の引き始めに効果のあるネギオールという成分も含まれています。
*汁物の青みに/みじん切りを各種タレに混ぜて/鍋物の具や薬味に
にら ビタミンA、C、E、ニンニクに似たスタミナ効果のある成分を含みます。消化吸収を助けたり、整腸作用、疲労回復効果、風邪予防効果があります。臭み消しの効果もあるため、肉など臭いの強いものと一緒に調理すると良いでしょう。
*チヂミや餃子の具に/スープの具に/にら入り卵焼き
しょうが 強い香りと辛味成分(ショーガオール)が、血行を良くし体を温めます。
*湯豆腐にのせて/生姜湯/厚揚げに添えて
ゆず 最も寒さに強い柑橘類です。香りが良く、皮も果汁も料理に使えます。冬至のゆず湯として古くから親しまれてきたように、体を芯から温めます。
*汁物の吸い口に/ゆずポン酢/ゆず茶
  薬味は独特の強い香りや辛味で、血行を良くし体を温める効果があります。普段の料理に少し添えるだけで料理を引き立てたり、食欲を増進させる効果もあります。体の中から温めて、寒い冬を元気に過ごしたいですね。

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