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江戸東京野菜と小金井市
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栽培農家レポート
」 「江戸東京野菜を育ててみよう!」
江戸東京野菜
の栽培に力を入れている小金井市。 市内で行われているイベントでは
江戸東京野菜
の種が配られることもあります。 2013年6月に開催されたキッズカーニバルでもイベント参加者に
江戸東京野菜
の種が配られました。
ここではその種や栽培農家から分けてもらった種を使い、実際に委員が育てている
江戸東京野菜
を例に、栽培の仕方をまとめてみます。
栽培の様子は「
あれこれ食育ブログ
」内で随時ご報告。 より詳しく、早くご覧になりたい方はブログの方をご覧ください。
◆春蒔き
植物には春に種を蒔いて夏に収穫するものや、秋に種を蒔いて冬に収穫するもの、通年にわたって栽培が可能なものなど様々です。 特に小松菜などは春から秋にかけて種まきが可能です。
いくつかある江戸東京野菜のうち、まずはしんとり菜と東京長かぶの種を蒔いて、春蒔きの様子をお伝えします。
1、種まき〜発芽
江戸東京野菜の種は市内のイベント「キッズカーニバル」で配布したもの。 今回はその中から「しんとり菜」と「金町こかぶ」に挑戦します。
プランターに培養土を入れ、種まきする位置にペットボトルのふたでくぼみを付け印をつけました。こうして印をつけておくと蒔きやすいですね。 種は1箇所に3粒を目安に。種を置いたら軽く土をかぶせます。 水遣りは種が流れないよう、優しく与えましょう。
右の写真は金町こかぶの双葉です。 種まきから4日で発芽しました。(写真の状態は発芽後、さらに2日たったもの。)
この3本の芽が最終的に1本になるように、時機を見て間引いていきます。
2、間引きと防虫
防虫は早い時期から行うと効果的です。 プランター用の防虫ネットも売られているので、気になる人は利用してみても良いでしょう。 アブラムシなどには牛乳を水で薄めたものをスプレーしても効果があります。 イモムシなど、大きめのものは見つけ次第割り箸などで取り除きます。
右の写真のように葉が大きくなり重なってきたら間引きの時期です。 虫に食われていたり、育成の悪いものを取り除きましょう。
左が間引き前、右が間引き後の写真です。
間引いたしんとり菜と金町こかぶの葉はサラダなどにしていただきましょう。
こちらのシンプルサラダのドレッシングはポン酢+ゴマ油。 青臭さと苦味をやわらげます。
3、収穫と料理
種まきからおよそ2ヶ月、いよいよ収穫です。 あんなに小さな種から、こんなに大きく成長しました。
ただ、このカブの葉、どうやら金町小かぶではない様子。 栽培農家の方に確認したところ、「東京長かぶ」とのこと。 これには驚かされましたが、東京長かぶも江戸東京野菜。 育て方も同じです。
収穫は根元を持って優しく引き抜きます。 しんとり菜は葉が折れやすいので特に注意しましょう。
収穫したらいよいよ料理!採れたてを味わいます。
それぞれの作り方はブログを参考にしてください。
・
かぶの葉の炒り煮
・
東京長かぶのマリネ
・
しんとり菜のクリーム煮
◆秋蒔き
春蒔きに比べ、虫の害が少ない秋蒔きは初心者におすすめです。 涼しくなる分、作業も比較的楽に行えますのでチャレンジしてみましょう。
秋蒔きしてみるのは馬込三寸人参です。 収穫時期は11月頃。 時間はかかりますが、収穫・調理までを追ってみます。
1、種まき〜間引き
馬込三寸人参の種は栽培農家からいただいたもの。 8月の終わりに種まきをしました。
人参は発芽に日の光が必要なため、あまり土をかけないのがポイントです。 種が流れないよう、水遣りも優しく行いましょう。
右の写真(上)は種まきからおよそ1週間、発芽の様子です。 本葉が出てきたら間引きを開始します。 写真(下)が間引き後。 間引きの目安は本葉が1枚の時に指1本分、本葉3・4枚になったら3cm間隔程度。 指で摘まむのが難しい時はピンセットを使います。 残したい株も抜けてしまいそうなときはハサミで根元からカットしましょう。
上記は種まきからおよそ2ヵ月後の写真です。 途中、大きな台風もありましたが、なんとか順調に育っています。
種まきから3ヶ月が過ぎました。 天候の影響もありのんびりとですが、だんだんと葉が大きくなってきました。
種まきから収穫、調理までを追う
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江戸東京野菜の栽培に挑戦!
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でご確認ください。
2013/10/28
*馬込三寸人参、成長中!
これまで育てた野菜
「
しんとり菜
」
「
東京長かぶ
」