日本人はうなぎをどれだけ食べているか
日本のうなぎの消費量は年間約10万トンです。 このうち国産は2万トンしかありません。 大部分は中国と台湾で養殖されて生き鰻(主に台湾産)または蒲焼に加工されて輸入されます。因みに大部分は養殖物で、天然は200トン程度です。
国産と中国産はどう違うか
- 国産は日本の沿岸に遡上してくる稚魚を採取して養殖します。 中国では大部分ヨーロッパ産の稚魚から育てます。 同じうなぎでも種類が少し違います。
- 見かけは、中国産は体長がやや短く太目です。 開いた形を見ても、国産は図のように長くすんなりしていて区別出来ます。
- 味は好みですが殆ど差がないといわれています。 中国産のほうが軟らかくて美味しいという人も大勢います。
- 価格は中国産が国産の蒲焼の1/2〜1/3ぐらいと安価のようです。