地産地消とは、その地域で作られた農産物をその地域で消費することを意味する言葉ですが、小金井市においても様々な取組みを実施しています。
1. 目的
小金井市内の農業生産団体で組織される小金井市農業振興連合会や農業褒章者などで組織される小金井市農業経営者クラブでは、市民の「食」に対する興味と見識を深め、市民と農家の対話を行うことにより市民に「食」の現場と生産者を身近に感じていただけることを目的とした交流事業を積極的に実施しています。
2. 取組み
- 学童体験収穫
市内公立小学校9校の児童を対象に、ジャガイモやサツマイモの収穫体験を実施しています。
収穫した農産物は、学校給食にも取り入れています。
- 親子収穫体験
市内の親子を対象とした収穫体験事業です。
親子で土に親しみ、収穫の喜びをともに味わうことで「食」の大切さを学びます。
- 農家見学会
市内の野菜・植木・果樹・花卉農家を見学し、生産者と対話することで農家の苦労などを知り、都市農業の理解を深めます。
- 料理講習会
JA東京むさし小金井地区女性部を講師に市内で生産された農産物を使用した料理教室(夏野菜料理教室、秋野菜料理教室)を毎年2回開催しています。
- 農業祭
毎年11月に開催する農業祭では、市内で生産された農産物の品評会や即売会、野菜で制作する宝船に使用した野菜の無料配布、キウイフルーツの無料配布など小金井農業を積極的にPRしています。
- 江戸東京野菜(東京の伝統野菜)
平成17年度から「江戸東京野菜」を活用した農業、商業が連携したまちの活性化事業が開始されました。
現在では、市内の飲食店で江戸東京野菜を使用した丼ぶりフェア、料理教室など様々なイベントが開催されています。
−記事:経済課−